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薬剤師の基本倫理と時事倫理をご案内します。

倫理学はヒトがいかによく生きるかを知るために必要な学問です。古代ギリシアのアリストテレスや古代中国の孔子が唱えた哲学や、徳に始まり、善、幸福、義務、愛、尊重、他者といった倫理に関する研究対象は、長い年月を掛けて多くの倫理学者に受け継 がれ、研究されて、その基礎は固められたと考えていいです。これを当サイトでは、基本倫理(Basal Ethics)と呼びます。

薬剤師の基本倫理と時事倫理「道徳と倫理」

倫理の姉妹概念として、道徳という言葉に一言触れておきたいです。

道徳という観念は小・中学校で行われる指導の一環であるためか、堅苦しいイメージがまとわりついて敬遠されがちです。

道徳というのも、人々が守り従わねばならない原則です。

しかし、倫理が他者との関係の中に形成された原則で、比較的流動的な意識であるのに対し、道徳の方は元来個々が有する自発的な良心であり、不動の意識です。

道徳はもっぱら各人の道徳意識に立っているため、基本的には個人性に基づいており、倫理は人間関係の形成を具体的に意味しています。

つまり、道徳は個人に向かい、倫理は社会に向かうといえます。

参考になさってください。

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