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古代ギリシャの大哲学者ソクラテス(Sokrates、B.C.470-399)は「大切にしなければならないのはただ生きるということではなく、よく生きることなのだ。」という現代の倫理の基本にも通じる有名なロゴスを残しました。

この言葉は人々の聞に浸透し、倫理学が生まれました。

中世のフランスでは、薬剤師の前身である調剤師は、医師、香料商、理髪・外科師など他の職業人に対し、薬の調剤権、専売権、天秤の権利をめぐって争いを繰り広げました。

以後、ヨーロッパでは、各職業聞の争いを避けるために薬剤師同業組合をつくり、規約を守り、薬剤師は宣誓職業となりました。

第二次大戦後、科学が長足な進歩を遂げました。その結果、医療、脳死、臓器移植、尊厳死、薬害などの医療に関わる問題、公害、産業廃棄物、環境ホルモン、細菌感染症などの社会環境に関わる問題が次々と生まれ、従来の倫理の範疇で考えることが困難になってきました。

薬剤師は自分たちの職業だけでなく、医療、くすり、患者、環境、地域住民などに関する、より広範な倫理問題についても考えねばならなくました。

薬剤師、薬学研究者を養成する薬科大学においては、患者と地域住民をどのように理解するかという社会人文学的学問が、これまであまりにも欠けていたように思います。現在は医療倫理の重要性が認識され、薬科大学では倫理に関する講義や講演の時間が作られて、薬学生は人文学的学問を学ぶ機会を随分得られるようになっています。

しかし、研究者として科学倫理を考える機会は、まだまだ不十分と言わざるを得ません。

薬剤師にも医療倫理学が必要不可欠な学問であると広まったのは、名城大学薬学部が薬学専攻科教育(薬学部卒業後1年聞の臨床薬学教育制度)を始めた時です。専攻科学生が病棟で体験する研修のように、直接、他の医療従事者、患者と接することの多い環境下では、必然的に多くの人間関係ができあがります。

その関係には、医師、薬剤師、看護師、患者といった対象によって一定のルールがあります。また、医療というのは、患者と医療従事者との信頼関係の上に成り立つ行為だけに、常に相手のことを思いやり一体となって治療という目的に向かわねばなりません。こうした、他者とのルールや思いやりの精神を支える根本原理が倫理学および倫理感なのです。

以前から医療の現場では、医学領域の「医の倫理」、看護領域の「看護の倫理」がいつも存在していた一方、薬学領域の「薬の倫理」(Pharmaceutical Ethics)が問題にされたという経験はなく、それどころか「薬の倫理」という言葉すらほとんど聞かれませんでした。

これは薬剤師が患者とは距離をおき、薬ばかりに気を取られて医薬品供給を行ってきたために、患者のことが見えていなかったことを表してはいなかったでしょうか。人を意識せずして、倫理感を持つことなどできません。

これまでの薬剤師の意識と姿勢は、医療人として甘さがあったことに他ならないでしょう。人聞はいつも人と人との関係領域の中に生きています。心地よい人間関係を築こうと考えるのは、当たり前のことであり、よりよい毎日を送るために大変重要なことです。

患者の生命に関わる医療の現場では、他の職業界より人と人の関係が一層固く結ばれていなければなりません。自分と出会った患者の言葉に耳を傾け、患者の希望に沿った透明性の高い医療を提供したいと努力し、そしてその行為が患者の利益となったとき、そこに信頼関係が生まれ、初めて薬剤師として支援する喜びを得られるでしょう。患者との関わりの中に、自分の存在価値を感じられるでしょう。

薬剤師は医薬品を扱う者であり、知識と技術を駆使する者であり、そして国家資格を有する者です。医薬品が生命関連性の極めて高い商品であること、知識と技術は方向性を持たないこと、さらに薬剤師免許の社会性を考え合わせると、薬剤師という職業には倫理感がいかに重要なものか容易に理解できます。

薬学領域における倫理は必要不可欠であり、今まさに薬剤師に倫理問題が間われる時代になっています。さらに、人体に影響を及ぽす環境においても、古くは水俣病に始まりBSE汚染などまで、その解決に高い科学的知識を要する問題が多発するようになりました。そして、大きな災害も全国で頻発しています。

公害、食中毒問題の防止や災害後対策は、地域に密着したかかりつけ薬局の薬剤師がいかにイニシアティブを取るかにかかっています。薬剤師は町の科学者として、地域住民を取り巻く環境の中で活動をしているはずです。薬剤師は、化学物質に関する知識と技術を十分に活用して、国民の健康を保持・増進しなければなりません。

当サイトでは、まずヒトの「基本倫理」について概説し、次に薬学に関係の深い医療倫理及び環境倫理の諸問題を経時的変化を遂げる「時事倫理」として、薬剤師の立場から考えてみます。

次に薬剤師の行動指針である薬剤師倫理規定について、主要各国の倫理規定を比較検討し、考察したいと思います。

    最後に、薬剤師の方が転職したいと思ったらこちらの情報も参考になさってください。


薬剤師転職サイトを使う理由1 「満足度が高い」

    転職できる薬剤師が、薬剤師転職サイトを使う理由の1つ目は顧客満足度が高いという点です。実際、ある薬剤師転職サイトの

    ・利用者満足度=95.8%

    だったと発表されています。


薬剤師転職サイトを使う理由2 「転職求人件数が多い」

    薬剤師転職サイトを使う理由の2つ目は転職の求人件数が多いという点です。実際、ある薬剤師転職サイトの

    ・求人件数=30,000件以上

    とのことです。この中には「非公開求人」も少なくないと思いますので、個人で同等の情報収集を行うのは不可能です。


薬剤師転職サイトを使う理由3 「第一志望の内定率が高い」

    薬剤師転職サイトを使う理由の3つ目は第一志望の内定率が高いという点です。実際、ある薬剤師転職サイトの

    ・第一志望内定率=92.4%

    とのことです。これにはもちろん事前の的確な摺合せというのもあると思いますが、それに加えてエージェントの高い交渉能力が寄与しているのは間違いないものと思います。


薬剤師転職サイト選びのポイント1 「信頼できる会社を選ぼう」

就職にせよ転職にせよ、人生に一度かもしれないビッグイベント。失敗は許されません。そう考えれば、安定したサービス品質が期待できる、大手の会社を選びたいものです。具体的には上場企業か、上場企業のグループ会社であれば安心ですね。
何かトラブルや問題が起きたときのアフターケアや、「個人情報の管理」という面でも、上場企業やそのグループ会社であればより安心です

薬剤師転職サイト選びのポイント2 「求人件数が多い会社を選ぼう。」

利用者の多い人気の転職サイトはやはり求人数が多いです。そして薬局やドラッグストア側もそうした人気サイトを積極的に選ぶ傾向があります。こうしたサイトを選ぶことで、より自分に合った転職先を選ぶことができますね。

薬剤師転職サイト選びのポイント3 「3つ以上の会社に登録しよう。」

いくら人気の転職サイトであっても、担当者との相性が悪ければ全く意味がありません。利用者と担当者との間で信頼関係がなければ、満足度の高い転職活動など期待できないからですね。その点ではそうした当たり外れのリスクを勘案して、少なくとも3つくらいの転職サイトには登録しておきたいものです。


それではここで、最新の薬剤師転職サイト比較ランキングをご覧ください。

2018年10月の薬剤師転職サイト比較ランキング


薬剤師転職サイトを複数の指標で比較してみます。

求人
の多さ
サイト名 会社名 会社の
信頼度
求人
の多さ
カバー
エリア
サービスの特徴 口コミ HPへ
Good

30,000
以上

リクナビ
薬剤師

リクルート
ドクターズ
キャリア
Good

リクルート
グループ
Good

30,000
以上
Good

全国

情報サービス企業大手、リクルートグループ企業
・公開求人数は30,000件以上と業界トップクラス
600万円以上の求人多数
口コミ >>>
詳しくは
こちら
Good

30,000
以上

薬キャリ
m3.com
ファーマシスト

エムスリー
キャリア
Good

ソニー
グループ
Good

30,000
以上
Good

全国

日本最大級の薬剤師求人サイト
・他社にない非公開求人あり
・医師向けサービスが有名で、医療機関の求人に強い
ソニーグループの安心感
・入職後の満足度は93.6%と高水準
・平均1〜2週間、最短で3日とスピーディなサービスに強み
口コミ >>>
詳しくは
こちら
Good

30,000
以上

マイナビ
薬剤師

マイナビ Good

人材業界
大手
Good

30,000
以上
Good

全国

・利用者の満足度は94.6%の高水準
・条件アップ率87%以上
・人材大手サイト「マイナビ」を運営するマイナビグループの安心感、信頼感
・コンサルタントの人柄、知識に強み
未経験歓迎の求人多数
口コミ >>>
詳しくは
こちら
Good

30,000
以上

ファルマ
スタッフ

メディカル
リソース
Good

東証一部
グループ
Good

30,000
以上
Good

全国

東証一部上場、日本調剤グループ企業
・薬剤師利用者数は35,000名以上
・公開求人数は30,000件以上と業界トップクラス
口コミ >>>
詳しくは
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20,000
薬剤師転職
ドットコム
メディ
ウェル
Good

東証一部
グループ
20,000
Good

全国

東証一部上場、(株)アインファーマシーズのグループ企業
・厳重な個人情報管理体制
・手厚いや転職サポート体制で顧客満足度95.8%
・平均年収アップ率146.4%

口コミ >>>
詳しくは
こちら
20,000 MC−ファーマ
ネット
メディカル
・コンシェ
ルジュ
非上場 20,000 Good

全国
・全国14拠点で展開しているため、地方ニーズにも対応
・忙しい薬剤師のために、専任のコンサルタント書類作成面接同行給与交渉全て対応
口コミ

>>>
詳しくは
こちら

20,000

ファーネット
キャリア

ユニヴ 非上場 20,000
Good

全国

・業界約20年の実績
・徹底したアフターフォロー
・顧客満足度は90%以上
口コミ >>>
詳しくは
こちら
10,000

ヤクザイシ
ステーション

グロー
アップ
非上場
10,000


関東・
東海・
関西

専任コンサルタントがヒアリングから求人案件の提案までをトータルに提案
・入職後の離職率1%以下
口コミ >>>
詳しくは
こちら
10,000

ゴリ薬
薬剤師
プロ!

メディプロ Good

東証一部
グループ
10,000
Good

全国

東証一部上場、総合メディカル(株)のグループ企業
・コーディネート率、顧客満足率は業界トップクラス
口コミ >>>
詳しくは
こちら
未詳

薬剤師で
はたらこ

ディップ Good

東証一部
上場
未詳
Good

全国

上場企業の信頼感(東証一部)
・求人業界で10年以上の実績
口コミ >>>
詳しくは
こちら


ここから人気サイトの詳細情報を記載しますのでご活用ください。

今月のピックアップ薬剤師転職・求人・募集サイトは・・・

  • リクルートドクターズキャリア

    会社の信頼度: リクルートグループ

    求人の多さ: 30,000件以上

    きめ細やかさ: 専任のコンサルタント

    カバーエリア: 全国

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管理人からのコメント

今月のオススメ薬剤師/求人・転職・募集サイトの1つ目は、「リクナビ薬剤師」です。

運営しているのは情報サービス大手であるリクルートのグループ会社であるリクルートドクターズキャリアですから、個人情報の管理なども含めて、他社にはない安心感信頼感を感じます。会社の設立が1979年と、薬剤師転職支援会社の中では社歴が群を抜いて長い点も安心材料ですね。

栄枯盛衰が激しい求人業界で30年以上存続してきたというのは、薬剤師や、転職先の薬局・ドラッグストアに対して満足度が高い転職支援を提供し続けてきた結果と言えそうです。

気になる求人件数も、薬局・病院・企業などで30,000件以上ということでトップクラスです。社歴・会社の規模に見合った案件数と言えそうですね。転職支援会社の最も大切なバリューの1つがこの保有している求人数ですから、間違いなく登録しておくべき会社の1つですね。

それ以外の特徴としては、「600万円以上の求人」を多数保有しているようですので、給料アップの転職を目指している方は注目ですね。

加えて、「スピード転職」にも強みがあるようですので、早めに決めたい方は選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

気になった方は口コミも参考になさってください。

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最新の口コミ

2018/7/2(43歳/女性)
−万円→転職後−万円(−)

どういう点がいいのかちゃんと説明してほしいと思いました。リクルートってのはいいんですけれど。

2018/5/24(35歳/女性)
560万円→転職後590万円(個人薬局)

家庭の事情で転勤できなくなったので転勤の可能性のない薬局に決まってよかったです。雰囲気も良くずっと勤めたいです。いい情報をもらって良かった!

2018/4/7(51歳/女性)
−万円→転職後−万円(−)

リクナビ良かったです。勤務先の薬局の経営が悪化し退職することになりました。年齢的にもお給料よりは働きやすさと負担の軽さなのでその2点に絞って探してもらいましたが、勤務時間が短くて家からも近い薬局の空きを探してきてくれました。週末も休めるようになってとても満足しています。

2018/2/16(42歳/女性)
−万円→転職後−万円(−)

一通り話を聞きましたが可も不可もなく。淡々と仕事を進めている印象です。安定感は感じましたが。

2018/1/6(28歳/女性)
480万円→転職後400万円(調剤薬局)

休みもあまり取れず、続けられそうにないので結婚を機に転職しました。研修制度や福利厚生がしっかりした薬局に決まって一安心しています。進め方も丁寧で信頼できました。

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今月のピックアップ薬剤師転職・求人・募集サイトは・・・

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管理人からのコメント

今月のオススメ薬剤師転職・求人・募集サイトの2つ目は、日本最大級の薬剤師求人サイトである「薬キャリ(m3.comファーマシスト)」です。最大級なだけあって求人情報も集まりやすいようで、他社にない非公開求人も多数保有しているようです。

また、このサイトを運営するエムスリーキャリア社の親会社であるエムスリー社は医師向けサービスが有名で、医師や病院に圧倒的な知名度があることもあり、こちらのサイトも医療機関の求人に強いようです。

加えて、エムスリー社自身が東証一部上場企業であるだけでなく、ソニーグループの一員ですので、会社の信頼感も抜群に高いといえます。就職・転職活動では、コアな個人情報がやり取りされますし、特に転職活動においては、情報管理が非常に重要です。その点でも安心して任せることができますね。

サービスの質についても極めて高く、入職後の満足度は93.6%となっているほか、入職までのスピードも平均で1〜2週間、最短で3日とダントツに早い点が特徴です。スピーディに新しい職場を見つけたい人には最適なサービスと言えそうです。とりあえず登録しておくべきサイトの1つですね。

気になった方は口コミも参考になさってください。

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最新の口コミ

2018/7/26(32歳/女性)
−万円→転職後−万円(−)

奈良で時給3500円の募集を見てグッときました。漠然とした良さはよく分かりませんが、具体的な求人は判断できていいと思います。

2018/6/2(43歳/女性)
460万円→転職後460万円(医薬品メーカー)

経営が安定しているメーカーを希望しました。年齢もあるので難しいかなと思いましたがいいところを紹介してもらいました。コンサルタントの方は提携企業の方のようです。

2018/4/18(40歳/女性)
−万円→転職後−万円(−)

交渉が苦手なので代わってやってくれるなら使ってみたいと思いました。これからなのでどこまで頼りになるか分かりませんがいいように考えておきます。

2018/3/6(25歳/女性)
−万円→転職後−万円(−)

今時住宅手当だけでなく引っ越し代まで負担してくれるのですね。貧乏なので利用できるサポートはすべて利用したいです。

2018/1/27(36歳/女性)
−万円→転職後−万円(−)

ネットで気になった求人がいくつかあったので期待しましたが、聞いたらすべて終わってしまっているようでした。ガッカリしたのと不信感が残りました。本当に募集があったのでしょうか。

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